【AV女優の裏話】企画モノ編、格闘モノ(プロレス)に出演してきました♥

※画像はイメージです。

企画AVのバイトをしていたときのことです。

「○月○日、格闘技のAV撮影の仕事あるんだけど、どうですか？撮影は3時間くらいで、ギャラは1万5000円です」

とマネージャーから電話がかかってきました。

頭の中が「？」になりました。

（格闘技のどこがAVなの？って…）

AV撮影の裏側を暴露します※格闘モノ編

ギャラの話

内容を聞いてみると、絡み（セックス）はなく、
同じ事務所の女の子2人と、文字通り『格闘するだけ』とマネージャーは言いました。

この仕事のどこがAVなのか、イマイチよくわかりませんでしたが、
1万5000円というギャラは、企画AVの仕事の中ではいいほうです。

『3時間で1万5000円稼げるなら…』

と、私は格闘技の仕事をOKしました。

朝7時に、新宿駅西口SUBARUビル前に集合しました。

週末の早朝の新宿は、
人っ子一人おらず、閑散としています。

同じ事務所の女の子2人と、メーカー側の担当者2人と落ち合い、
メーカーさんの車に乗って、格闘技場に向かっていきました。

現場は本物のプロレスリング

朝が早かったので、
私は車の中でうつらうつらと眠ってしまいました。

「着きましたよ」

トントンと隣の子に起こされ、眠い目をこすりながら車を降りると、
目の前に広がったのは、プロレス用のリング！

スタジオでごっこ遊び程度にやるのかと思ったら、
本物のリングです！自主練をしている男子さえ何人かいます。

（本格的…今日、何するの？）

私たちが入ってきたのを見ると、
彼らははけていきました。

AV監督

「じゃあ、今日はここでやりますから。着替えてください」

と、メーカーさんから、
それぞれ赤・青・緑の、吉田沙保里みたいなレスリングのユニフォームを渡されました。

プロレス技も本格的

着替えて出ていくと、

AV監督

「それでは、まずはじめに基本の技を教えますね」

とメーカーさん。

（技って何…？）

それから私たちは言われるがまま、部活のように、
リング下で基本的なプロレスの技を習いました。

全部で10種類くらいの技を習いました。

エロシーンはチラ見せのみ

AV監督

「これらのことを、実際に撮影のときに取り入れてください。技のシーンはゆっくりめに。見せ場なので、カメラが近づきますから」

だいたい、この企画の趣旨がわかってきました。

女の子同士がプロレスのような格闘をする姿に興奮する、
男性向けのフェチモノAVです。

このビデオにエロが入っているとしたら、

AV監督

「技をかけたときに、ときどき相手のユニフォームを引っ張って、ポロリとおっぱいを出してください」

と言われたことくらいでした。

技の指導のあと、実際にリングに上がりました。
プロレスのリングに上がるのは生まれて初めてです。少しワクワクしました。

硬い床に、ロープ。
プロレスラーがロープにダッシュして跳ね返ってくるのをマネしてみました。

ですが、そんな遊び時間もつかの間。

AV監督

「では説明しますよ～」

と、次は実際のリングでのロープの使い方、

ポールの上からジャンプする方法、
リング全体をどのように走ったり動いたりすると演出として映えるのかを習いました。

実を言うと、私はあまり運動神経がよくありません。

約1時間で、技やリングでのルールを一気に教えられましたが、
1時間後には最初に習った技のほとんどを忘れていて、キメることができません。

私

「あれ？次どうするんでしたっけ？」

と尋ねるばかりの私に、メーカーさんも困り顔。
そんな中、女の子の中に強敵がいました。

『小さいころから柔道を習っていた』という、
2才年下の私と同じ素人AV女優です。

今はフリーターだそうですが、
体格にはまだ名残があり、すごいマッチョ。

私より身長は5cmほど低く小柄なのに、技を一緒に組んでかけあったとき、
圧倒的に力が強くてびっくりしました。

もちろん彼女は、
どんどん教えられた技をマスターしていきました。

本当は、女子3人がアドリブでリング上で闘うのを、
そのまま流して撮影するという予定だったのですが、

あまりに私の覚えが悪いので、
私は『負け役』と決められました。

そして、例の柔道の女の子が勝つ役。

もう1人の女の子は、
その子に必死で歯向かっていく役です。

そして、格闘中は、

AV監督

「どんどん声を出してください」

と指示が出ました。

撮影スタート

いよいよ撮影が始まります。

私たちは、リングの3方向に立ってスタンバイしました。

『は～い、本番スタート！』

カメラが回りました。

柔道の女の子は、こういうのが得意だからか、目がガチ。
リングの真ん中で、3人がもみくちゃになりました。

Aちゃん

「おーるぁー！」

と叫ばれつつ、私は柔道女子に技をかけられました。

「グエっ」

（えっ…手加減なし？！）

けっこう本気で力を入れられました。カメラが寄ってきます。

指示通り、私のレスリング着がひっぱられ、
胸がポロリと出ました。

いったん手を離されると、

私

「負けないぞ！」

と私も歯向かっていきます。

もう1人の女の子にも、またすぐ私は技をかけられました。
私はリングに横たわり、脚を四の字固めされます。

この子はわりと手加減してくれて、
それっぽく技をかけてくれただけでした。

私

「まいったか！」「やめて～！」

私は負け役なので、試合開始15分程度で、
リングの外に押し出されました。

残りの2人の、ガチの格闘が始まりました。

柔道の子がガチなので、もう1人の子もガチになっていきます。

リングのあっちやこっちに走ってキックやチョップ。
さすがに、ロープ使いも2人はうまい！

Aちゃん

「てめぇ殺すぞごるぁー！」

Bちゃん

「そっちこそなめんなよ！」

挑発したり罵声を浴びせたり…声がリング中に響き渡ります。

2人はどんどんヒートアップしていきました。

技だってガチ。

少しおっぱいポロリはするけれど、本気かけているようです。
カメラは『おいしい！』と言わんばかりに寄っていきます。

AV監督

「すごいね…」

と、小声で、メーカーさんが私にささやいてきました。

1時間ほどの撮影が終わり、
2人の格闘は『引き分け』ということで終わりました。

感想

AV監督

「いや～すごかったですよ～」

メーカーさんは、想像以上に、
女同士の仁義なき格闘（？）が見られたようでご満悦。

何事も、経験とは力だな…と思った撮影でした。
翌日は、いたるとことが筋肉痛になりました。

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