※この記事はノンフィクションなので、使ったサイト名は非公開(以後:M)となっております。決して、援助交際を助長するものではありません※
読者投稿:カナ(仮名)
当時、
私は16歳で都内の私立高校に通う普通の女子高生でした。
過去のことなので告白しますが、
一時期、援助交際をしてた過去があります。
使ってたサイトはタイトル通り、
『M』という掲示板?出会い系?で友人からの勧めでした。
Contents
「M」は裏掲示板的存在だった
今そのサイトがどうなっているか分かりませんが、
掲示板が主体のコミュニティーサイトでした。
年代とエリアや県を選べ、
写メを載せたり出来る今でいう旧:出会い系みたいな感じです。
当時は、素直に彼氏や彼女を作るような掲示板ではなく、
"援助交際の募集が目立つようなサイトでした"
掲示板では隠語を使い募集
今の時代に援助交際があるのかは分かりませんが、
私が学生だった時は、その援助交際の言葉すら真新しいもので、
馬鹿な私はそれを、ステータスにすら感じていました。
私の周りでは、「M」を使っている人が多かったので、
自分だとバレないようにあまり顔写真も載せたりせず、
"隠語"などを使い投稿していました。
援助交際と直接書くと投稿出来なかったりしたので、
『円ホ別2』
などと、
同じ目的の人じゃないと分からないような、書き方をしていました。
裏掲示板「M」で援助交際してたJKの体験談
危険だった話ベスト3
私は、"援助交際をしてた側"だったので、
怖い事も沢山ありました。
偽札事件
お会いして帰り際、
『封筒に入れて受け取ったお金がカラーコピーだったり…』
お札のカラーコピーも犯罪ですが、自分が正しい事をしてる訳ではなかったので、
泣き寝入りするしかありませんでした。
山に置き去り事件
その他にも
『会ったら援助交際が嫌いだと言って、山の中に置き去りにされてしまったり…』
その時は、
歩いて帰る途中で警察に見つかり補導されてしまいました。
ストーカー事件
会って別れた後に、後を付けられ家を特定され、
ストーカーになったりした事もありました。
怖い思いばかりしていると、
人に会うのが嫌になったりしてしまう事もありました。
お金のために辞められない
私 (この人、本当に大丈夫かなっ?きちんとお金くれるかなっ?きちんと帰って来れるかなっ?)
と不安要素は沢山ありました。
それでもお小遣いと、スリルにハマり怖い思いをしても、
援助交際を辞める事はありませんでした。
しかし、
いつも書き込みをしていたり、いつも援助交際ばかりしていると、
サイトを見てる人にも常連だと思われ、会ってくれる人も減ってきました。
その為、
- ■条件を少し変えてみたり
- ■待ち合わせ場所を変えてみたり
して、
お客を失わないように工夫していました。
援助交際をして後遺症がでる
一番は、平気だと思っていた恐怖心が平気じゃなくなってると気付いた時に、
私が援助交際して遊ぶのは、潮時何じゃないかと思いました。
待ち合わせに行き、言われた車が止まっていても恐怖心から、
■疑心暗鬼になり車に近づけなかったり、
■その車に声をかけられなかったり、
■車に乗り込めない事もありました。
どんな優しそうな人でも何をされるか分からない。
強面のおじさんが時々、凄く優しい人だったりする。
人は、見かけじゃ何も分からない事も、
この時に沢山知りました。
売春管理をするハメに
そして私は、その「M」の使用を控え始めていた時の事でした。
友人が援助交際にハマっており、2人でやらないかと誘われたのです。
私は、今まで「M」で自分がした事やどんな思いをして来たかを説明しました。
でも援助交際をしている友人は、
友人「みんな同じだよ。」
の一言で跳ね飛ばされてしまい、
私の言葉は聞いてくれませんでした。
■友人が会って大丈夫だった人や安全だった人を、私に紹介する。
■そして、その逆も私がやるとゆう内容でした。
最初は、安全な事が多かったのですが、
そのうち人により態度や行動が違う人がいたり、
私と友人の間で人が被っていたりと、
その計画は破綻して行きました。
そして私は、「M」からも援助交際からも足を洗いました。
最後に
そして普通の学生に戻ろうとしましたが、
『援助交際の後遺症からでしょうか?』
軽い男性恐怖症になっていたのです。
男性と目を合わせるのが怖かったり、
2人っきりになるのが怖かったりしました。
10年以上経った今は、それも少しづつ薄れて来ましたが、
決して良い事じゃなかったと思っています。
心も体もボロボロになってしまい、得たものは何もありませんでした。
今、「M」の他にSNSが出てきたりしていますが、
援助交際する女の子に一言。
「後悔するので援助交際はしないほうがいいよ。」
と、言いたいですね。