読者投稿:ハル(仮名)
私は商社で働く普通のOL。
入社してから仕事が忙しすぎて彼氏どころじゃなかったけど、
大嫌いな知人H子に彼氏ができたことで一念発起して相手探しを始めた。
H子が彼氏と出会ったキッカケはマッチングアプリの『pairs』
私もFacebookで広告を見て名前だけは知っていたけれど、
"そんなアプリは彼氏を自分で作ることができない人向けのもの"
って思ってたから使ったことなかった。
(正直、、少しバカにしている気持ちもあった。)
けれど、
その嫌いなH子が毎日インスタに惚気投稿をしていて段々とムカついてきたから、
同じpairsを使ってH子よりもっといい彼氏を見つけるべく動きはじめた。
ペアーズで彼氏探しの旅をはじめてみた
自分なりに考え出した攻略法
H子の彼氏よりいい男を見つけるためには、
戦略的・効率的に動かなければならないと思った。
そのためにまずpairsで勝つための作戦を練った。
1日目~プロフィール検索で探す
pairsはFacebookと連動してはじめて使えるアプリだから、
基本的に登録内容は嘘をつくことは難しい。
そして細かい条件も色々と設定して相手を検索できる。
つまり、
これならまずはH子の彼氏のスペックを調べて、
上回る相手を見つければいいんだ。
H子は自慢したがりだから、
どうせFacebookや他のSNSにも相手のこと載せてるはず。
予想的中、あった。
見たところ顔はまあまあだけれど、いわゆる中小銀行勤め。
この場合上回るためには、大手銀行勤めの相手を探せばいい。
銀行勤め、そして年収を希望のものに設定しpairsで検索。
何人も出てきた。
あと私はタバコが本当に無理なので、喫煙者は外さないと。
このように検索していき、
次第にある程度男性を絞っていった。
2日目~イイネ!返しは待つのが基本
私から相手にイイネをするのではなく、
相手からイイネさせることで男性の狩猟本能を刺激する。
相手のプロフィールを見ることで足跡が残るシステムを利用して、
そこで相手が足跡からイイネしてきたら脈ありなはず。
そんなことを考えながら、
ひたすら条件に合う相手のプロフィールに足跡を残した。
この日はもう遅くなっていて、
次の日も朝から仕事だったためスマホをいじりながらいつの間にか寝ちゃった。
3日目~男性からのマッチングが大量にくる
次の日起きたら、
たくさんのイイネ!がきていた!
特に興味のない相手からもイイネされてるけれど、
決して悪い気分ではない。
むしろ、
(気持ちいい〜嬉しい!!! こんなにも自己肯定感がUPするなんて!)
そして早速これらの男性からある程度厳選し、
イイネ返しをしてマッチング。
何人かの好みの相手と個人メッセージをスタートした。
7日目~初デートの約束が決定
そして1週間ほどが経った。
元々はH子がムカつく、という理由で使いはじめたpairsだけれど、
仕事の合間に気の合う男性とメッセージすること自体が次第に楽しくなってきた。
仕事の愚痴も聞いてもらってすっきりしたり、そんなこともあった。
アプリ自体で満足していたが、
そんな時、私も気になっていた1人から「直接会いませんか?」と言われた。
(ヤッター!待ってました!)
と言わんばかりの気持ちだったけれど、
ここは相手に追わせる作戦のため落ち着いて返信。
そして次の週の金曜の夜、
ワクワクしながら新宿駅に向かった。
8日目~銀行マンの男性との出会い
仕事終わりに誰かと会うなんていつぶりだろ?
もしかして新卒のころぶりかもしれない…
(あのころは毎日同期と仕事終わりに会って愚痴を言いながら夕飯食べたな・・・若かったなあ私・・・)
なんて考えながら集合場所のアルタ前に行くと、
彼と思わしき人が立っていた。
イメージ通りのビジュアル。
そして、
スーツ姿が決まっていて遠くからでもかっこよいのが分かった。
テンションが上がる私。
遠くから彼を少し見ているとその男性から、
と言われ、確信した。
スマートなエスコートで(言い過ぎかな笑)ある店に向かう。
正直新宿ではあまり遊んだことがなかったので、
お店も全く分からず不安だったが、杞憂に終わった。
オシャレで可愛いお店でディナーを食べた。
お店の中が暗かったこともあったけれど、彼がカッコよく見えた。
ドキドキが止まらない・・・
そして帰り、今までネットだけの関係だったけれども、
その日一度会って改めて好きになってしまった。
ディナー中色々な話をしてみたところ、
(メッセージ通りのイメージ、そして気が合う。楽しい。)
こんな風に思える相手に出会えたなんて奇跡かもしれないと思ってた。
帰り際に彼から、正式な付き合いを前提に
「次回もまたデートをしてほしい」と言われた。
テンションがあがり嬉しさのあまり、
付き合ってくださいとその場で言ってしまった。
(我ながら思い出すと恥ずかしい笑)
現在~結婚までいきました
最初はH子にムカついたという感情だけでpairsをはじめたりと、
色々行動していたけど、結果気が合う好きな彼が見つかり、幸せになったからよかったのかな。
実はこの話は2年前のちょうど今日の話で、明日が結婚式。
当時のことを思い出して色々考えちゃったな。
ちなみにH子もあのあと1年後に結婚し、今では1児のママ。
インスタ自慢癖は相変わらず治っていなくてうざいけれど、
彼と出会えたのはH子のおかげでもあるから感謝しなきゃななんて。
まさかたまたま始めたpairsでこんな幸せを掴むことになるなんて、
人生何が起こるか分からない!