※画像はイメージです。
企画AVのバイトをしていたときのこと。
「りかちゃん(私)、今月○日なんだけど、あいてる?丸の内線新中野駅のほうで、ブイの撮影があります。内容は脱ぎくらい。ギャラ1万円なんだけど、どう?年確(年齢確認ができる身分証明書)忘れないでね」
マネージャーからの電話に、
私は「やります」と即OKをしました。
『脱ぎくらいなら、楽勝』って。
「じゃあ、新中野駅の出口着いたら電話して。メイク自前ね」
「はい」
当日13時頃、新中野駅に着くと、
なぜかそこには女の子がうじゃうじゃ…。
「?」
その中に、同じ事務所の顔見知りの子が…。
- 「おはよう、今日仕事?」
- 「あっりか!おはよう、そうだよ。りか(私)もデマンド(ソフトオンデマンド)でしょ?」
- 「デマンド?今日デマンドなの?」
- 「そうだよ」
- 「何やるの?」
- 「聞いてないの?あたし、最近事務所行ったから聞いたんだ。『チンポ100人』だよ。『チンポ100人に見せました』ってシリーズのやつ。男のチンポを100人の女に見せるってブイだよ」
(うわ~…だからこんなにいっぱい女子がいるんだ…)
彼女がマネージャーに電話をしました。
「もしもし、みさです。りかもいます。デマンドに向かいますね」
2人で、ソフトオンデマンドのビルへ歩き出しました。
5分ほどで着いたビル。
新中野駅に集合していた女子たちも、
みんなぞろぞろとデマンドに入っていきました。
集合場所のロビーに行くと、
そこには100人の女、女、女…
スタッフさんも、
この大人数をまとめるのにてんてこまいな様子。
「○○事務所の人~ここでーす!△△事務所の人~ここでーす!」
まずは事務所別に座らされました。
そこにいたのは、7事務所くらいと、フリーで活動している女優たち。
「年齢確認できるもの出してくださーい」
次は年齢確認。私はパスポートを提示しました。
それから、『りか ○才』という渡された名札をつけ、
何が起こるかまったくわからないまま、
「では、ついてきて下さ~い」
と大きなスタジオへ、1列になって移動しました。
スタジオには『オールスター感謝祭』みたいな、
段々の客席がセットされ、真ん中に赤いマット。
その後ろにカメラや機材がありました。
100人のエキストラ女子は、その段々の客席に座りました。
スタッフさんがマイクで話し始めます。
「撮影に入ります。まず、こちらが今日のMCのみうさんです!」
みうさんは、単体なのか何なのか知りませんが、
今日の司会進行役だそうです。
本当に、クイズ番組の司会者みたいな赤いジャケットにスカート。
みうさんは耳にイヤホンをし、裏方の指示を聞きつつ、MCを始めました。
「皆さんはどんなチンポが好きですか?1人1人に聞いてみましょう!では、1番前の右端の○○さんから!どんなチンポが好きですか?」
エキストラ1人1人にマイクが回っていきました…。
「大きくて、太いチンポが好きです…」
だいたいみんな、そんなことを言ったと思います。
100人にマイクが回り、すでに1時間経過…。
次は、いよいよAV男優が登場。チンポを100人に見せます。
その前に、スタッフさんがまず説明。
紙を丸めて股間に当て、
「これがチンポだとします。パンツを脱いだら、『キャー』と歓声を上げてください」
カメラが回り、実際の男優さんがきてパンツを脱ぐと、
私たちは言われたとおりに、
「キャーーー!」
と歓声をあげました。
「この中で、ラッキーな人が、なんとこの男性とセックスできます!」
とみうさん。
こんな内容まで、事務所からは知らされていません。
(一体どうなるの?ホントに勝ったら絡み…?)
私たちは全員立って、みうさんとじゃんけん。負けたら座ります。
勝った人がどんどん残り、最後7人くらいになると、前に出ていきました。
そこでいったんカット。スタッフさんが出てきました。
「絡みの子は、この子って決まっています。他の人はグーで負けてください。負けたらオーバーに悔しがってください。そのあとはこのマットで絡みになります。負けた子はうらやましそうに、チンポをのぞきこんでください」
指示通り、絡みの子がパーで勝ち、絡みが始まりました。
どうりでその子は、キラキラのランジェリーを着ていました。
100人の前でするセックス…なんだか異様な光景…。
次のシーンは、4人の男性が出てきて、
どのチンポがいいか、品定めをするというもの。
AV男優、外人、一般人、ポークビッツと言われている4人が出てきました。
私たちは、前もってスタッフさんに言われた通り、4つのチンポが出てくると
「キャーー!!」
とわしづかみするようにチンポに向かっていきます。
そして、前のほうに座っている子たちが呼ばれ、
4人のチンポを、それぞれもて遊び始めました。
私は後ろのほうの席だったので、このシーンはただ見ていました。
30分くらいしごかれて、その中で勃ちを維持しなければいけない男性陣は、
正直とても辛そう…。
プロの男優さんでさえ、ときどき目をシパシパさせて、
しぶい表情に…。すると突然、
『バターン!』
とポークビッツの男性が後ろに倒れました…。
「ポークビッツ君、なんと気持ちよすぎて倒れたようです!」
とみうさんは言いましたが、
ただ体調が悪くなったのだと思います…。
会場は、大人数のせいか、むんむんと暑い…座っているだけで不快…。
休憩もありません。
飲み物も出てきません。
過酷!
ポークビッツの男性の下にはすぐマットが敷かれましたが、
撮影は続行で、結局射精するまで寝たままでした。
もう、スタジオ入りから5時間。
女性陣にもかなりの疲労が…。
「最後は、男優さんのチンポを『1人1パク』です!」
とみうさん。
これも聞いていない内容ですが、
私たちは『やっと帰れる…』という解放感のほうがよっぽどが大きい…。
1列に並んで男優さんのチンポをパクリとし、
「ありがとうございました。楽しかったです」
と言わされました。
正直、他の何十人もの女子が舐めたチンポをを、舐めるのが嫌でした…。
でも、撮影はもう1つありました…。スタジオを出る前、
「こっちに行ってください」
とスタッフさんが誘導。
そこにあったのは3つのテント。
3つに別れ、テントに入るように言われました。
これも聞いてない内容。
「こっちね」
と誘導されたテントの前に並び、
自分の番が来ると、中に入りました。
カメラマンはおらず、どこから撮られているのかわかりません。
テントが透けるようになっていて、
固定カメラで外から映像だけ撮っているのかな…?と推測しましたが…。
入ると、そこにいたのは、これまでどの撮影にもいなかった、
ボクサーパンツ1枚の新しい男優さん。
マットの上で数分、じゃれあう程度に胸を触られたりしました。
その男優さんが、ささやくように一言。
「デマンドもひどいことさせるよなぁ…」
確かに、今日の現場は長丁場で、
聞いていない内容も多く、過酷でした…。
この撮影があったので、女優の帰り時間はバラバラ。
最後、ロビーの受付に、
「○○事務所のりかです」
と名前を言い、スタッフさんが名簿にチェックを入れ、
終了報告をして帰りました。
ビルを出ると真っ暗。もう夜です。
疲労困憊で、家に帰りました…。
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