※『ナンパの裏手口』に引っかかった女性が暴露していく記事となっております。決して、犯罪を助長・斡旋しているものではありません※
読者投稿:なみ
今からお話する事は、ただの自業自得にすぎません。
それまでに怖い目に遭わなかった事が奇跡なんだと思いました。
私達が10代や20代の頃にはよく『ナンパ待ち』と言って、
毎週末には大阪のキタエリア(梅田周辺)ミナミエリア(難波、心斎橋、道頓堀)の周辺をウロついたりしてました。
勿論、ナンパ待ち目的でです。
私達の基準に達していれば、
居酒屋かカラオケがお決まりでした。
その後は、
各々ラブホテル或いは相手の家に消えて行くと言うのが一連の流れ。
学生や社会人なりたての頃はお金もなかったので、
大阪の夜の街に出てしまえばタダでお酒やカラオケにお食事が楽しめて、
しかも、異性との出会いと言う一石二鳥以上に得る事が出来ます。
経験した異性の数を増やしていくのも、
いつの間にかステータスになっていました、
『あの日の出来事までは…。』
Contents
ナンパの手口に引っかかった私達の末路
いつものように友人(以下ユカ)と二人で難波の街へ繰り出し、
道頓堀を適当に歩いていると、
「なぁ、どこ行くん?」
と、男性に声をかけられました。
車に乗せられて向かった場所は
「今オレらもみんなで飯行こうやって言うててん、みんなで行こうや!近くのコンビニでツレ2人が車で待ってるから」
車ナンパでよくある流れで合流。
ただ、
その日はいつもと違った。
私達2人は男性たちと他愛もない話で盛り上がり、
さっきまで居たミナミのキラキラした歓楽街とは全然違う暗い道を走っていた。
ユカが何か違和感を感じたのか、
私の方を見ながら口パクで何か訴えているのを感じた。
ユカの口元を見ると「やばい、やばい」と言っている。
『何が、どのように、やばいのか?』
私には分からなかった。
ユカの訴えていた事に「?」と思っていたら、
車は真っ暗な空き地のど真ん中に。
ナンパの裏手口は非道なものだった
持ち物は全て没収
すると男性たちが切り出した。
「なぁ、今からヤルやんな?」と。
私達2人は、
「えー?!いきなりソレ?ご飯は?カラオケは?」
と言う私達の話は完全にスルーして、続けた。
「とりあえず鞄を俺らに預けてくれる?」
そこでやっと『やばい』の意味がわかった。
「なんで預けなあかんの?イヤに決まってるやん!」
と言った私の顔を一人の男性がビンタしてきた。
これ以上逆らえないと思った私達は仕方なく鞄を預けた。
鞄を預かった男性は続けて、
「着ている上着を頭から被って、目つむって」
と命令。
恐らく拉致られたんだろう。
拉致されて部屋に監禁状態
車が止まると手を引かれマンションの部屋の中に入れられた。
ユカは隣の部屋に入れられたらしい。
その時は上着を取って目を開けることを許され、
暗い部屋にいるように言われた。
部屋の電気が付き、誰かが入ってきた。
ナンパの現場には居なかった男性。
かっこよくないが優しそうな顔だったし、話口調も優しく感じた。
どうやらこの男性にヤられるんだろうと思った。
ただ、いきなり襲う感じでやろうとはせずに他愛もない話を始めた。
ここに連れて来られた経緯とか、ビンタされた話をしたり。
男性は穏やかに相槌を打ちながら聞いてくれた。
私が美容師見習いだと話すと男性はシャンプーを頼んできた。
そのままバスルームに案内され、
湯船に二人で入り、男性の頭をシャンプーし始めた。
シャンプーをすごく喜んでくれて2~3回ほどリピートを頼まれたが、
セックスを何回もするよりマシだと思い応じた。
満足した男性は、
「ありがとうな!とりあえずソコにおってな!」
と、言ってバスルームを後にした。
(え?まだヤらされるんや...)
と、絶望的になりながら湯船で待機。
そこから何人とヤッたのかは覚えてないがバスルームに来る男性はみんな、
「シャンプー気持ち良いらしいやん!!」
と、言って入ってくるようになった。
勿論、セックスもしてますが。
シャンプーと言うオプションのおかげで、
エグいプレイを頼まれる事は無かったのが不幸中の幸いだったかもしれない。
首謀者はヤクザ
シャンプーしながら機嫌よくなったタイミングを狙い、
男性に聞いてみた。
「彼らは何者で、ここはどこなのか?」
その男性が教えてくれた。
「ここな、ぶっちゃけ言うとな”ヤクザの事務所”やねん。俺らも前は”女の子とヤる”ためにナンパして飯やカラオケ奢ったりしててんけど、結構時間も金もかかるやん。だから、今日みたいなやり方に変えてん。でもな、他の組なんてメッチャえぐいで!女の子を拉致して山に捨てんねんで。俺らは駅までちゃんと送るからな。」
と、さらっと言った。
彼らの正体が分かり決して逆らえない人達だと再確認。
生きて帰る為に手を抜かずに彼らを『抜いてあげよう』と勤めた。
鞄と一緒に携帯電話も没収されたので時間の経過は全く分からず、
バスルームの窓からの明かりが頼り。
バスルームの窓から光が入ってきたので恐らく朝にはなっていたが、
何時か分からず。
只々、生きて帰る事を願うばかり。
最後まで手を抜かないのが奴らのやり方
すると男性が来て、
拉致られた時のスタイルで待つように指示された。
生きて帰れる事が確定。
車に乗せられ、5分もしないうちに降ろされた。
車から降ろされながら、
車が確実に去るまで顔を上げない事、
車のナンバーも見ない事を指示された。
車が去ったのが分かり目を開けた。
ユカも無事に生還。
没収された鞄や携帯も無事。
ユカが最初にお相手した男性は幹部クラスのヤクザだったらしい。
ただ、
それ以降は開き直り男性たちとの『生での行為』を存分に楽しんだらしい。
しかし、数日後ユカはクラミジアを発症。
念のため、
私も婦人科に行って検査をしてもらったが異常なしだったので一安心。
妊娠もしていなくて本当に良かった。
さいごに
私達のように、
ちゃんと服を着て没収品もちゃんと返してもらい、ちゃんと駅まで送ってもらえるのは奇跡らしく、
中には『六甲おろし』される場合も多々あるらしいです。
かわいそうに思う”フリ”をして車に乗せ、
輪姦して、捨てるのも奴らのナンパの手口。
しかも徒歩では簡単に帰れない場所で、
身ぐるみ剝がされた状態で・・・。
例のヤクザさん達が仰っておりました。
だから、これを機にナンパ遊びは辞めるようにと。
彼らが言う事に妙な説得力を感じました。