読者投稿:あやか
カナダに滞在してもう2年が過ぎようとしています。
今はカナダ人の旦那様と一緒にモントリオールで暮らしていますが、
初めて私がカナダに来ようと思ったきっかけは語学留学でした。
カナダの最西端、バンクーバーで1年間、
陽気なカナダ人夫妻と、優しいインドネシアの留学生とホームステイとして、
とても厳しい学校に通いながら毎日暮らしていました。
ここでは以外と知られていない、
『カナダのナンパ事情』について、
私の経験を踏まえ、お話させていただきたいと思います。
Contents
カナダの国民性
バンクーバーのアットホームな雰囲気の街、
歩いていると移民大国なので本当にいろいろな国の方々を目にします。
それに伴い、いろいろな国の文化が混ざり合っていて共存している部分もあれば、
それぞれの国の独自性も残っているのでカナダの文化とは何か、言い切れない部分があります。
基本的に相手を受け入れ、みんな陽気でとっても思いやりがあり、
フレンドリーな方々が多いです。
基本知らない人にでも、挨拶をしたり、気軽に話しかけたりする傾向があるので、
日本人女性でしたらナンパと思ってしまうことがあるかもしれません。
日本人女性はナンパされやすい?
「日本人女性は外国人にモテる」
一回は聞いたことがあると思います。
"これは事実でもあり虚構でもあります"
たしかに街を歩いていると、よくウインクをされたり、
話しかけられたり、その靴かわいいね。など…多いと思います。
その理由、もちろん日本女性は控えめで、綺麗な髪、おしゃれで…
という理由で声をかける外国人の方もいるかと思います。
しかし8割の外国人は、
「日本人女性は簡単」「すぐやれる」「健康だから」
などと言ったイメージを持っている外国人がほとんどです。
彼らは、
- 日本人女性はNOと言えない
- 外国人に憧れがある
- 日本人は他の国の人よりモテる←勘違い
というのを知っているのです。
特に東南アジア系の方々の中では、
■日本人女性を世界で一番美しい女性、
■日本人女性を連れて歩くことが男のステータス
と言われています。
ですので、
ナンパの多くはすこし肌色が黒く、
髭が濃い人からが圧倒的に多いです。
カナダの絶対近寄っては行けないエリア
ヘイスティングストリート
このエリアはチャイナタウンの近くホームレスエリアと言われていて、
沢山の危険な人たちがいます。
ホームレスの寝床、使い捨ての注射針、レ×プなど
大変危険なエリアです。
※最近も日本人女性がホームレスに殺される事件がありました。
その時私は丁度バンクーバーにいたので、
その女の人が友達の友達だったのです。本当に怖かったです。
昼間はまだ大丈夫なのですが、
日が落ちてからは絶対に立ち寄らないでください。
レ×プ目的で暗い道を徘徊している人や、
ドラッグで自分を失ったような人たちが話しかけてきたり、
ホームレスにお金をせがまれたりします。
すべてのバー、クラブ
バー、クラブ、お酒の場に行くと日本と同じように、
ナンパされる確率は何倍も上がると思います。
特に日本人女性だけで行く場合、
上記で説明した理由もあり100%の確率で声をかけられます。
はじめは、いい人を装いお酒をおごってくれたりなどと調子がいいのですが、
酔わされてからは本当に危ないです。
危ないとわかりながらも、
「外国人かっこいい!もしかしたら本当に気に入ってくれたのかな?」
と、ついていってしまう日本人女性が多いのも事実だと思います。
日本人の私が実際にカナダで体験したナンパ
※以下は私が実際にナンパされた体験談です
1組目:マリファナを勧めてきた男
学校帰りテスト期間が終わり、
友達とバーに行こうと約束をし、バーへ。
私の学校はすごく厳しく宿題もたくさんあったので、
この日は沢山飲んでしまいました。
すこし心地よくなって来て、冷たい風を浴びに外にでた瞬間、
フランス人系カナダ人の背の高い二人組に
と片言な日本語ではなしかけられました。
日本人が好きで日本人を狙ってナンパする人たちは決まって、
片言の日本語で喋りかけてくるのです。
知ってはいたのですが、
ほろ酔い気分だったのもあり返事をしてしまいました。
ありがちな会話をしていたら、
急にそのうちの1人がマリファナを吸い始めました。
カナダではマリファナは違法ではありますが、
日本のように重罪というわけでもなく、そこらへんの路上で吸っているのです。
少し怖いなと感じたので早く戻ろうとおもった所、
私にマリファナを吸うよう強要してきました。
そこで友達が心配し来てくれたのでそれ以上なにもなく、
中に入ることができましたが、本当に怖い思いをしたのを覚えています。
2組目:エイズ男
私の友人の話しですが、もう一つ紹介したいと思います。
友人が東南アジア移民してきた男性からナンパがきっかけで、
真剣にお付き合いが始まり、約8ヶ月間。
何も問題なく、いろいろなところにデートに行ったり、
彼氏の家に泊まったりと楽しく国際恋愛を楽しんでいたそうです。
ある日、彼女のビザが切れてしまうので、
日本に一時帰国しなければならなくなったそうです。
カナダに帰ってくる来る約束をし、空港でお別れのとき、
彼氏が彼女に手紙を渡したそうです。
そう言い、お別れをしました。
彼女が飛行機にのり、その手紙を開いてみた所、
そこに書いてあったが・・・
”Welcome to AIDS” 「エイズへようこそ」
他人の私でさえ恐怖を覚えるものでした。
その友人は日本の病院で診て貰ったところ、
幸いエイズの陽性反応はなく事なきを得たということです。
さいごに
カナダでは全ての場所が危険ではないのですが、
日本人は平和ボケしてる方が多いので気をつけたほうがいいですよ。
1つの間違いで、
上記のようなことになり兼ねません。
"自分を守るために断る勇気、
危ないところには行かないようにすることが本当に大事です"
カナダ人は自分の意見をストレートに伝えることができますので、
すべてが悪いナンパではないかもしれないですが、
それで病気をもらってしまったり、
命を失ったり日本人がいるのも事実なので本当に気をつけてください。