今となっては出会い系とSNSの棲み分けが進み、
SNSの規約改正による規制もあって難しいのかも知れない。
しかし、2000年代の前半から中盤にかけては、
SNSを使ってナンパしても規制が緩く出会いたい放題だった。
当時は男女ともにミクシィなどを使って、
メールや電話番号を使って出会う事も普通であった。
当時のミクシィは現役ホストの集いだった
当時は不況の真っただ中で大学卒業後、地方から出てきて、
職も決まらずに日雇いの仕事を働いては辞め職場転々。
彼女もいたが、何か隠れてメールをこそこそチェックしている事もあり、
彼女の方にも恐らく他にも男がいる感じであったから惰性で付き合っているようなものだった。
だから、こちらも女遊びが悪いと思わなかったし、
自分の中でナンパするのは"モテる男"
だからだと事と思い込んでいたので誇りですらあった。
何より、定職に就かず、時間だけはあった。
実際は、前日か2日前に出た日当で三食賄うのが精いっぱいで、
2日や3日おきに仕事する事も普通だったが、若かった事もあり、
「俺もいつかは、成功するから。」などと根拠の無い自信を持ち、
六本木セレブにでもなろうかと大それた適当な事を考えていた。
当時、特に東京では、
ネットワークビジネス(マルチ商法)が流行ったり、
自己啓発系のセミナーが流行ったりしていた。
そこで、インターネット経由で知り合った
『成功する方法を教える』とか豪語する元歌舞伎町ホスト。
キャバ嬢の人脈を使って稼いでいて、
キャバ嬢からはかなりモテていたので、
自分もいつかそうなると勝手に妄想していた。
そして、俺にもネットワークビジネスや自己啓発セミナーなどを勧めて、
その勧誘のテンプレートみたいなのを教えてくれたりした。
ミクシーなどSNSを使っては、
女の子を勧誘する戦略も教えてくれた。
それを応用しては、俺の場合はSNSでの出会いの為に、
そしてセックスの為に、テンプレート型メッセージを駆使。
年下の癖に、人を「君(くん)」付けで呼ぶのが気に食わなかったが、
まあ、ついて行けば、いつか成功すると思ってついて行っていた。
テンプレート型のメッセージを多数の女の子目掛けて送ったりしているうちに、
綺麗な女の子からも、たまに返信が来る。
でも、帰ってくるメッセージは「彼氏がいるから~」とかで、
実際に会えるまで、漕ぎ着けられるのは少なかったが、
諦めずにメッセを送り続ける事で、
そのうち会えると言う作戦だ。
初めて1人目の女性が引っかかる
そうこうしているうちに、
綺麗なプロフィール写真を持った女の子からもメッセージが返って来た。
女の子:「え~!!いきなりメッセージびっくりした~!何でメッセージくれたの??写真が綺麗だから~?」
みたいなメッセージが来た。
私:「写真が綺麗とかそういうわけじゃないよ~。なんかプロフィール気になったから。暇で、時間あるけど、近くなの?」
女の子:「駅の前で良い?」
とメールで待ち合わせをする。
そして、女の子を見つけると、
(大体、この子じゃないかな?)
と思っても後ろから様子を見ながらメールをして携帯のメールが女の子に着信すれば、
"ミクシィの女の子だ"と確認できるのでそれから声を懸けても遅くは無い。
女の子が可愛くない可能性もあるので、
その場合は、用事を思い出したなどと言い消えればいい(笑)
そして待ち合わせ場所にいた女の子に声を懸けると、
女の子:「あ!!結構カッコいいよね!!」
と言ってくれた。
当時は元歌舞伎町ホストの知人からファッションセンスを教えてもらい、
髪型も彼らの髪を切る店に連れて行ってもらっては切っていたからだ。
特に、俺が格好良いわけではないが、
大抵、服装と髪型で誤魔化せる。
可愛い部類にはいるのかも知れないが、
格好は地味だったので、落ち着いて対処した。
そうすると、逆に向こうの方が、
こちらに退屈な思いをさせたくないと思って色々な話を自分からしてくれた。
話を聞いてあげれば落とせるのだから、
風俗の可愛くない女に相手をしてもらう時のような金銭的な被害は無い。
無料でたまには可愛い女に出会うチャンスもあると考えれば、
SNSは本当に悪くないと思う。
こうゆう女ほど浮気に走るものだと実感
そして、
私:「ここでもなんだから、飲み物でも飲み行かない?」
そう言ってファミレスに入りジュースを注文。
席では「どう最近?」とかたわいもない話を始め、
どうも聞いていると、
彼氏には過激なプレーもしているようだ。
近くにいるお客さんも、それほど多くないので、
下ネタなども普通の声で話せた。
私:「へ~そういう感じなんだ。彼氏には、フェラとかしたりするんだ?」
女の子:「うん。まあ・・・彼氏のならね。」
私:「口にもザーメン出したりするの?」
ザーメンと言う単語に、少し吹き出しそうになり、
苦笑してはにかんで、周りのお客に聞かれないか気にしながら、こう答えた。
女の子:「・・・うん。好きだから。出されたら、いつも、飲んできた。」
私:「へええ。今までの彼氏は大体??」
女の子:「・・・うん。」
私:「彼氏じゃないと?」
女の子:「うーん、彼氏じゃない場合は、分けて考えているかな。フェラもしないかも。やっぱり、気持ちが入らないから。」
私:「ひょっとしてアナルとかも??」
女の子:「・・・うん。結構、経験ある。」
俺は、その女の子の地味な格好と似あわない発言から、
てっきり聞き違えたのか、何かと勘違いしてるのじゃないかと思い聞き返した。
私:「え・・・アナルって・・・おしりの穴??マジでそこに入れてるの?」
女の子:「・・・うん。でも、やっぱ・・・あれが、出るところだから、恥ずかしいよね。」
私:「マジ!!すげえ!!」
多少地味な格好からは、
考えられないくらい過激なプレーをしているのだった。
女と言うのは案外、下ネタは嫌いじゃ無い。
ただ、男と違って、
どこでも行ったり、タイミングを図らないと直ぐに嫌われる。
私:「あ、それから、メイクとかどうしている?メイクとかしてあげようか?ここから近いけど、来てみない?」
女の子:「えー。でも・・・彼氏が・・・」
私:「彼氏とかには内緒で良いじゃん。それに、ここにはいないし、ただ、メイクとかするだけだから。」
近くの商店街に入って、誰も人がいない時間帯だったので、
柱を背にさせて、軽く壁ドンするような感じでキスをした。
抱きしめて股間を押し付けると、
女の子:「固いものが当たったよ。エロいね(笑)」
と言い女の子のテンションが上がってた。
私:「じゃあ、家に行こうか。」
と言うと軽く頷いて家に向かった。
家に到着して、多少メイクとかしてあげた後に、
私:「良い石鹸もあるから、風呂入らない?」
と誘って、お風呂で体を洗った後にベッドに突入。
脱がせると体は細くて、良い体をしている。
キスしたり、ペッティングしたりで時間を使う。
焦ってセックスするよりも、向こうを惚れさせる事に時間を使った。
2回目の出会いで相手を寝取る
その日は、実はセックスをせずに、一度、家に帰した。
そして、もう一度、来てもらい、その時にセックスした。
前回の続きで、キスやペッティングのみを続けると
女の子:「カッコいい・・・彼氏より良いかも。」
そう言って抱きしめてくれたので、そのタイミングで俺が挿入してあげて、
ガンガン突いてあげると、最後は体をビクビクさせていたし、
何秒間か少し気を失っていたような感じすらあった。
でも、俺にとっても、彼氏には色々尽くしているはずなのに、
俺の場合はマグロ状態で、キスもディープキスではなく、
過激なプレーを期待していた俺的に、興味が湧かなくなった。
向こうも「やっぱり彼氏に悪いから。」と言う事で関係を止める事にした。
メールで、"さようなら。"をして関係は終わり。
当時はこんな浮気テクを実践していた次第であります。